各地でメーデー開催
5月1日、世間では、天皇即位でお祭り騒ぎである。本来、メーデーは労働者の日。わざわざこの日に天皇即位の日をぶつけてきた。安倍政権は、天皇を崇め、戦争できる国へと舵を切ろうとしている。今こそ全労働者が決起して、安倍政権を打倒しよう。
◆大阪 中之島メーデー◆
中之島公園剣先ひろばでは、第90回中之島メーデーが開催された。
集会は、関生支部への不当弾圧に対する怒りのシュプレヒコールから始まった。
集会では、来賓挨拶のなかで、大阪労働者弁護団から、非正規労働者の不当な待遇改善の最高裁判決でふたつの勝利判決を勝ち取った報告。また、関生支部対する権力の不当弾圧で、現在も8名が長期勾留されている。これは労働組合をつぶす目的で行われた国策である。無罪を勝ち取り、一日でも早く8名を奪還するため奮闘すると決意が述べられました。
各政党の挨拶の後、全港湾大阪支部樋口委員長が、全国的に取り組んでいるストライキの報告を行い、解決に向けての意気込みと協力要請を行いました。
その後、各地の争議団が登壇し、争議の経過報告と決意表明を行い、垣沼近畿地本委員長の閉会の挨拶のあとデモ行進がスタートしました。
◆京都地域メーデー◆
今年の京都地域のメーデーは、各労働組合や市民団体から200人が参加しました。
各団体から、「関生支部にかけられた弾圧を許さない」「関生支部を支援していく」との発言がありました。
連帯からはK執行委員が登壇し、この間の支援に対するお礼と現状の報告、「厳しい弾圧のなかでも負けずに闘い抜く」と決意を表明しました。
また、デモ行進中にも「最低賃金の引き上げ」「安倍政権打倒」のシュプレヒコールとともに、この間の弾圧の不当性、異常性を広く市民にアピールしました。
【 くさり6月号より 】